謎多き?早実初等部へ合格するために必要な3つの準備

有名小学校
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こんにちは!お受験アンテナ編集部です。

今回は、早稲田大学系属早稲田実業学校初等部(通称、早実初等部)へ合格するために必要な3つの準備をご紹介いたします。


そもそも早実初等部って?

早実初等部は、その名の通り早稲田大学付属の小学校となっており、エスカレーター式に早稲田大学へ進学することができるため、人気の小学校となっています。

実際、受験倍率は学習院初等科と並んで全国4位の8.9倍(男子7.9倍、女子10.7倍)と、とても人気であることが分かります。
場所は東京都国分寺市にあり、中学・高校も同じ敷地にありますね。

学校の方針は「去華就実(華やかなものを去り、実に就く)」と「三敬主義(他を敬し、己を敬し、事物を敬す)」としていて、華やかさではなく謙虚本質を大事にする姿勢がうかがえますね。

同じエスカレーター式で大学進学できる慶應義塾幼稚舎と比べられることの多い早実初等部ですが、受験対策の情報はあまり出回っていないことが多いです。
理由は、良い意味で目立っていないことと、都心の有名小学校とは離れた場所にあることが考えられます。

では、そんな早実初等部合格するために必要な準備について、ご紹介いたします。


1. 一次試験の対策に時間を掛けること

早実初等部は、一次試験二次面接に分かれていて、一次試験では6種類の試験を受けます。
これは、他の小学校にはない試験方法と言えますね。

一次試験の内容は、①ペーパーテスト ②運動 ③行動観察 ④生活習慣 ⑤巧緻性 ⑥絵画です。
範囲が広いということは、それだけ学ぶべきことが多いということになります。

小学校受験において、俗に言う「地頭が良い子」は時間を掛けることなく合格をすることができますが、早実初等部においては、一定の準備をしなければ、幾ら地頭が良くても合格することは難しいと言えます。もちろん、幼児教室での模擬試験でも、トップ近い成績を取っていることは必須となります。

少し難しく聞こえますが、倍率8.9倍を実力で勝ち取るためには、この一次試験で不合格となる訳にはいきませんので、しっかり時間を掛けて、入試の範囲を学んでください。


2. スピード感のある面接に備えること

一次試験のあとに待ち受けている面接は、親子同伴15分程度あります。
親御さんへの質問ももちろんされるのですが、ここでお子さん鋭い質問がたくさんされます。

ここで、質問されたことに答えられていなかったり、うーん…と考えて回答できない場合は、面接で落ちてしまう可能性がかなり高くなってしまいます。

普段の生活でトレーニングするのは難しいことですが、根気よく面接の準備をすることで、初めはしっかりと答えられなかったお子さんも、自然と質問に答えられるようになるので、諦めることなく対策をしてくださいね。


3. 寄付できるお金を計算しておくこと

早実初等部でも、面接でどのくらいの寄付ができるか、といった質問が暗にされます。

ここでは、考えなしにパッと答えても、申し訳なさそうに答えても、どちらもアウトです。

気をつけることは、親御さんとしては真剣に回答していても、面接官には「あまり考えていないで言っているな…」と思われないようにすることです。

また、日本人にありがちなことですが、お金の話というのは少しバツが悪かったり、どこか気恥ずかしさを感じてしまいますよね。
しかし、どれだけ入学したあとのことを考えているのかアピールする為にも、寄付できるお金というのはご家庭で決めてから二次面接へ臨むようにしてください。


おわりに

いかがでしたか?

今回は、あまり情報が出回りにくい早実初等部合格するために準備すべきことをご紹介しました。

お受験は大変ですが、ストレスを溜め込まないように、適度に息抜きをしながらも、お子さんと真剣に向き合ってみてください。

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