こんにちは!お受験アンテナ編集部です!
今回は、その名を知らぬ者はいない(?)ほど有名な慶應義塾幼稚舎について、合格する方法をご紹介いたします。
幼稚舎ってどんな学校?
そもそも慶應義塾幼稚舎とはどんな学校なのでしょうか?
やはり一番は、幼稚舎を卒業した生徒は、そのまま慶應義塾大学まで進学できることが、大きな特徴ですね。
また、6年間クラス替えがなく、担任の先生も変わらないことは、他の小学校とは違う点かと思います。
入試に関しては、絵画制作・行動観察・運動テストがあり、いわゆる筆記試験・保護者面接はありません。
倍率は全国トップの約13倍(男子11.6倍・女子15.1倍)と、文句なしの難関小学校です。
幼稚舎に通う生徒は?
では、通っている生徒はどうでしょうか?
有名な小学校なので、メディアにも取り上げられることの多い幼稚舎。様々なイメージが浮かびますね。
たとえば、通っている子は有名企業のご子息ご令嬢で、近親者は慶應にゆかりのある人ばかり…など。
実際、この記事を書いている筆者は普通部(慶應義塾の中学校)を卒業したので、幼稚舎を卒業した友人が多くいますが、
皆さん頭が良く運動も芸術も得意ですし、良家の子女と呼ばれるような人も世間一般に比べれば多いかと思います。
コネが無いと入れないの?
では幼稚舎は、お金もコネクションもある人が入学する、一般人には関係の無い学校…なのでしょうか?
答えは、NOです。
合格するのは、幼稚舎へ入学するために様々な準備をやりきったご家庭です。
たとえコネクションがある方でも、しっかりと子どもと向き合い準備をして、合格発表当日は心配と緊張で倒れそうになりながらお受験をしています。
前置きが長くなりましたが、今回はそんな慶應義塾幼稚舎へ入学する3つの方法をご紹介いたします。
子どもが幼稚舎に入学したら、慶應義塾大学をほぼ卒業したようなものですし、何より良家のご子息と深い仲になれるなど、得られるものは多いですね。
※なお、幼稚舎へ入学することができても一定の勉学は必要です。この内容については別途記事にいたします。
1. 毎年幼稚舎へ合格している幼稚園・お受験塾にいく
身も蓋もない話になってしまいますが、これは事実です。
こういった幼稚園やお受験塾には、幼稚舎へ合格するためのノウハウがあるうえに、幼稚舎合格を目指す親御さんも多いので、情報共有ができるメリットもあります。
既に幼稚園・お受験塾が決まっているご家庭は難しいですが、若葉会幼稚園などの「幼稚舎へ毎年合格者を出している幼稚園」へ入園することは、一度検討してみてください。
2. お絵描きの練習をする
先述の通り、幼稚舎のお受験には絵画制作があります。過去の問題には、
「お姉さんが話してくれた不思議なクレヨンの話に合うものを描く」
「厚紙、カラー用紙、モールなどを使ってバッグをつくる(絵は片面のみ描いてよい)」
など、お題に沿ったものを自分なりに解釈して制作するものがあります。
一見すると難しいですが、 普段子どもとコミュニケーションを取るなかで、 自由に描くのではなく、お題を出して描いてもらってその絵について説明してもらうことを心掛けるだけでも大きく異なりますので、ぜひ取り入れてみてください。
3. なにがなんでも幼稚舎に受かりたいという想いを持つ
冒頭で、幼稚舎は約13倍の合格率とご紹介しましたが、ネームバリューがあることもあり、実態として記念受験のご家庭も多いです。
「一応受験するけど、記念記念!!」
「別に受からなくても地元の公立通わせるから~」
こういった会話はよく見られますが、本心で幼稚舎に受かりたい!と思うことは、合格するうえでマストと言えます。
幼稚舎へ合格するご家庭は、やはり「幼稚舎で学んでほしい」と強く願った方々ばかりです。
もちろん学費が高かったり世間の偏ったイメージもありますが、子どもの未来を考えたときに「幼稚舎で学んでほしい」と願うのであれば、そう信じて子どもと一緒に幼稚舎合格へ全力を注ぐことを覚悟してください。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は、幼稚舎へ合格する3つの方法をご紹介しました。
日本トップの難関小学校ではありますが、合格する家庭は必ず準備をしていることですので、参考にしてみてくださいね。