名門小学校をお受験する子どもが多い幼稚園とは?

名門幼稚園
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こんにちは!お受験アンテナ編集部です!
今回は、名門小学校を受験する子どもが多い東京都の幼稚園をご紹介いたします!


そもそも名門小学校とは?

名門小学校といえば、その御三家は、慶應義塾幼稚舎青山学院初等部学習院初等科と言われています。
「名門小学校に入学する」と、そのあと受験せずにエスカレーター式に大学まで卒業できる、良家の子女が集まるので人脈を形成できるなど、そのメリットは計り知れません。

どの小学校も合格倍率はかなり高く、慶應義塾幼稚舎は男子で10倍、女子は15倍と言われています。そのほか、青山学院初等部は男女とも5倍超、学習院初等科は男女ともおよそ9倍です。

しかし、これは見せかけの倍率とも言えます。

名門御三家でまことしやかにささやかれているのは、やはりコネクションの入学です。
ちょっとやそっとのコネクションではなく、例えば体育館を建てた、学校のパソコンをすべて買ったなどとてつもないスケールの寄附をしたり、超有名企業の創業者一族など、一般人にとっては完全に別世界。これに対抗することは諦めたほうが良さそうです。

コネクションがない人々の間で、実質的な倍率が生まれるので、その倍率は見せかけの倍率より当然高くなります

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有名幼稚園について

では、名門小学校の受験をする子どもが受験前に通っているのは、どんな幼稚園なのでしょうか?

今、幼稚園の御三家と言われているのは、若葉会幼稚園枝光会グループの幼稚園、そして愛育幼稚園です。
少し前までは「松濤幼稚園」がナンバー1でしたが、オーナー一族の遺産問題がきっかけとなり、閉園となりました。その跡地は、現在、株式会社楽天の創業者・三木谷さんの私邸となっています。

若葉会幼稚園、枝光会グループの幼稚園、愛育幼稚園がなぜ御三家と言われるようになったのか。
それは、やはり一言でいうと良家の子女が集まるということに尽きると思います。
また、昨今の基準として、芸能人をはじめとする有名人の子弟が集まることで、更にステータスが上がっているようです。

若葉会幼稚園は港区西麻布、愛育幼稚園が港区南麻布、そして枝光会グループの幼稚園(枝光会付属幼稚園、枝光学園幼稚園、枝光会駒場幼稚園、麻布みこころ幼稚園)は港区目黒区と、いずれも高級住宅街に位置し、日本のリーダーを育成するにふさわしい環境を備えています。


他の有名幼稚園は?

その3校に加え、お受験幼稚園として名を上げているのは、世田谷区の上野毛幼稚園、港区元麻布の麻布山幼稚園、渋谷区東北沢のドルトンスクール、港区赤坂の霊南坂幼稚園などです。

上野毛幼稚園は、国・私立小学校受験へのアドバイスを行っていると公言しており、お受験幼稚園と位置付けられることに積極的であるように見受けられます。

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どんな特徴があるの?

これらの幼稚園の共通項として最初に言えるのは、幼稚園独自のポリシーを貫いていることです。

いわゆる自由保育で、カリキュラムを細かく作るというよりは、それぞれの子どもの個性を伸ばせるように、教員がアンテナを張り巡らせてきめ細かく成長に寄り添ってくれます。
また、友だちを大切にする指導を行っているので、やさしい子どもが育ちます。

その結果、名門小学校の受験で課題となる「運動能力」「行動観察」で見られる「お互いを敬う心」などが自然にはぐくまれることになるのです。

また、お受験に対する保護者の意識が高く、情報交換ができるのもメリットのひとつと言えます。
しかし、情報公開についての駆け引きが生じてしまうことも、事前に理解しておきましょう。

名門と言われる幼稚園は、総じて保育時間短く、延長保育や預かり保育もなく、土曜日はお休みとしているところが多いです。
給食があるところは少なく、お弁当を要求されます。

そして、それなりに費用もかかります

受験料は5000円~20000円とさまざまですが、そのほかに親子面接のためのスーツ、子どもの受験用衣類セットや上履き、紺のバッグ、紺のスリッパなども必要です。
また、願書用の写真も必要ですし、入園したら一括で30万円以上を払込、制服代、上履き代、寄附金などもかかる場合があります。

小学校受験の前に、幼稚園受験のために知育教室代や母子分離のための託児費用もかかってくるので、やはりお受験は選ばれた人だけに与えられた権利となってしまうかもしれません。


おわりに

いかがでしたでしょうか?

もしこれら名門幼稚園に通園したとしても、お受験するのであればやはりお教室に通うことは必要です。
加えて、情報を十分に持っている大手幼児教室でないとなかなか厳しいです。

3歳から名門幼稚園にわが子を通わせて、5歳の子どもにお受験をさせる。

それには、夫婦の覚悟が必要であり、現実的にはママのがんばりが必須となるでしょう。パパのお仕事は、お金を稼いでくること、そして、ママを毎日励ますことになるのかもしれません。

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