文句なしの名門「青山学院幼稚園」の特徴3つ

名門幼稚園
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こんにちは!お受験アンテナ編集部です。

今回は、名門幼稚園の雄「青山学院幼稚園」をとりあげ、その特徴について、お受験アンテナ独自の視点で分析してみたいと思います。


青山学院幼稚園とは?

青山学院幼稚園のホームページによると、青山学院の幼児教育の部は、キリスト教教育が国の政策で理解されていない時代、校友米山梅吉夫妻の尽力により、1937年に校内に別法人「青山学院緑岡幼稚園」が設立されたとあります。
しかし東京大空襲によって全焼して休園にいたったとのこと。その後、機が熟して1961年に、第11代院長大木金次郎先生の時に望まれていた現在の青山学院幼稚園が設立されたそうです。

もちろん、この幼稚園は青山学院の一貫教育の中で運営されています。
青山学院の教育方針に従って、キリスト教信仰に基づく保育理念をもって毎日の園生活が営まれているんですね。保育者も園児も共にイエス・キリストに現された神の愛のもとで、毎日お祈りをもって育てられていると、キリスト教を前面に出しています。

では、この幼稚園に入るお子さんの親御さんが、みんな敬虔なクリスチャンかというと、少し疑問です、

1963年に、初等部との連絡会が創設されてから、幼稚園出身者はすべて青山学院初等部に入学できるというお約束のもと、全国レベルで入園希望者が集まっているのが現状です。

現実的には、この幼稚園に入園できれば、ほぼ全員が上級の学校へそのまま入ることができます。つまり、一度入学してしまえばエスカレーターで青山学院大学卒業の切符を手に入れられるのです!
これはおいしい!少しぐらい学費がかかったとしても、十数年にわたるストレスから逃れられると思えば安いと考える人は多いはず。

では、そんな青山学院幼稚園の特徴を考えてみましょう。


1. 付属ならではの教育

子どもたちは青山学院幼稚園へ登園すると、自分のしたい遊び、自分で決めた遊びの場へと出かけていきます。つまり、おのおのが自分のしたいことを心ゆくまで楽しみ、遊ぶ時間が保証されています。

これは、名門幼稚園の中でも、かなり珍しい教育です。
名門幼稚園は、小学校受験を視野に入れているため、ついつい、集団の中のふるまいをそつなくこなすお子さんを育てようとします。
しかし、青山学院幼稚園は、小学校受験の必要がないので、自由保育を実践できるんですね。

自由保育というのは、子どもたちを自由にしておくということですが、これは教員の側からするとかなりしんどいことなのです。画一的に教育するほうがずっと楽なのですよ。
「はい、みんなで紙芝居を見ましょう。」
「はい、みんなでお歌を歌いましょう。」
「はい、みんなでドッジボールをしましょう。」

みんなで同じことをするので、教員が少なくて済みます
ところが、園児みんながやりたいことをやっていたら、教員はすべての園児に細かく気を配る必要が出てきてしまいます。怪我事故を避けなければならないのは当然のことです。

「楽しかった!」「またやりたい!」といった園児たちの満足感達成感は、翌日の遊びへの意欲に繋がり、「生きる力」に繋がっていくわけですが、それを実践できるのは、付属の余裕であると言えるでしょう。


2. キリスト教ならではの教育

創立以来、青山学院幼稚園が保育の土台として大切にしてきたことは、神様への礼拝だといいます。子どもたちは礼拝を通して、神様の存在を感じ、神様を信頼するようになります。
行事の際にも礼拝をもって始め、週に一度は学年ごとに礼拝室に集まっています。

年長組の軽井沢キャンプでは、緑豊かな自然の中で礼拝を行います。
また、毎日の食事の前や帰る前には、生きとし生けるものに手を合わせます。
たとえ、ご両親がクリスチャンではなかったとしても、こうした日常の中で子どもたちの中には、信仰が芽生えていくのです。
この信仰は、仲間に心を寄せ、自然界の営みにも気づくことにつながります。

一人ひとりが神様の愛の中に生かされていることに感謝し、喜びのうちに心豊かに育てられることを願う。これはまぎれもなく、子どもたちの自己肯定感につながるでしょう。
自分を愛せる者でないと、他人を思いやることはできます。
キリスト教の教えは、自己肯定感を高めていき、思いやりのある子どもを育てていってくれます。


3. 保護者との連携が密である

青山学院幼稚園では、登園時には毎日、先生がお子さんの健康面や気を付けるべきことがらを保護者と確認し合います。そして降園時には、保育中の出来事を保護者に伝えています。時には、日頃子育てで課題に感じていることなどを話し合うこともあるそうです。

参観や面談は、1学期と3学期に行われます。保護者が園での子どもの様子をよく観て理解することは、子どもの育ちを支えるために必要だという考えなんですね。

キリスト教を理解するために、保護者のための聖書を学ぶ会も月に1度行われ、子育ての指針となるように、各分野の専門家による講演会も年2回開催されます。

また、年間を通して、親子で参加するさまざまな行事が行われています。運動会・おもちつき・クリスマスなどは、その行事が子どもたちにとってよりよい経験となるよう、保護者と保育者が協力し合いながら、一緒に作り上げていくということです、

要するに、保護者の出番は多いです。

しかし、幼稚園から大学卒業まで20年近いお付き合いになる可能性もある青山学院生活。
保護者が仲良くなるように計らってくれるのは、ありがたいことですね、


おわりに

いかがでしたか?

そもそも有名私立幼稚園に子供を通わせることや、受験することのメリットとは何でしょうか。

私立有名幼稚園では、幼稚園から小学校まで内部進学制度を取り入れているところが多く、小学校受験をせずそのまま私立の小学校に通えるというメリットがあります。
そのような場合は、教育方針も一貫していることが多く、教育効果が高いということがあります。

また、内部進学制度により幼稚園で仲良くなったお友達と一緒にそのまま小学校に上がれるので、子供にとっても大切なお友達ができる良いきっかけかもしれません♪

そのスタートラインとなる青山学院幼稚園は、なんといっても受験パパママあこがれの幼稚園堂々のナンバーワンといえるでしょう。

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