自由が丘に悠然とそびえる名門「若草幼稚園」の特徴3つ

名門幼稚園
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こんにちは!お受験アンテナ編集部です。

今回の記事では、伝統ある名門幼稚園のひとつ若草幼稚園をとりあげたいと思います。

昨今の幼稚園と比較すると、正直少し地味な印象のある若草幼稚園
小人数制で、きめ細かく幼児一人ひとりを成長させてくれるというウワサがあり、普段園庭で遊んでいる時は無邪気に走り回っているのに、発表会や運動会などでの歌やダンス、劇の発表になるとスイッチが入り、どのクラスも大変素晴らしいものだと、見学した保護者の方はびっくりするようです。

今回は、そんな若草幼稚園をご紹介しましょう。


若草幼稚園とは?

若草幼稚園は、1933年に初代園長の関根春与氏により、見渡す限り一面の菜の花とつつじに囲まれた現在の自由が丘の地において創立され、私立幼稚園の先駆として幼児教育一筋と歩んできました。また、第二次世界大戦と戦後の不幸な社会環境を乗り越え、幼児教育によって戦後復興を支えてきたと自負しています。

この関根春与氏の教育方針が、私立幼稚園ならではの五感を豊かにする情操教育。そして、伝統を守りつつも新時代にふさわしい幼児教育を行ってきたとホームページで明言しています。

この「新時代にふさわしい幼児教育」というところが大きな特徴。
世の中に「お受験」の風潮が出てきたとき、自由が丘という地の利もあり、東横線沿線のお受験に熱心な家庭の子どもが集まってきたことは火を見るよりも明らか。
ここで、若草幼稚園はお受験に対して柔軟に対応し、決してお受験を否定することなく、背中を押してあげるような体制を作ってきたことで、お受験幼稚園として認知されていったのではないでしょうか。

現在は、これまでの情報化社会、国際化社会、高齢化社会がますます複雑に絡み合っています。その中で若草幼稚園では幼児教育をどのように行っているのでしょうか。
園のメッセージでは、理性と教養リーダーシップを持つ人間の育成が求められている今こそ、人間形成の礎となる真の意味での幼児教育に対して、園長はじめ教職員一同で努力しているとしています。

落ち着いた佇まいの中で若草幼稚園の保育には、どんな特徴があるのか、お受験アンテナの視点で考えてみたいと思います。


1. 名門小学校への進学率が高い

名門小学校への進学率が高いことは、なんといっても若草幼稚園の大きな特徴です。
慶應義塾幼稚舎をはじめ、青山学院、学習院、慶應横浜初等部、洗足学園など名門小学校への合格者を、毎年コンスタントに輩出しています。

そんな中でも、学芸大附属小学校への進学率が大変よく、これが若草幼稚園らしさを表しているような気がします。

この進学実績が、若草幼稚園名門幼稚園として知らしめています。小学校受験に対してきめ細やかな指導があるということにもうなずけます。

小学校受験を視野に入れている家庭にとっては、周りもみんな受験するような幼稚園に入れておいたほうが、情報も多いし周りに遠慮することもなく気が楽ですが、それに加えて、幼稚園でも受験指導をしてくれるというのは、大きなメリットですね。

人気のある若草幼稚園の募集人員は、年少さん30名、年中さんからは10名。そんな少数の募集に対して、高い倍率を勝ち抜いたお子さんたちが入園することになるので、しっかりした子が多いのは、当然でしょうか。

書き込みなどを見ると、「年少さんでは先生方が少し厳しいかなと感じることもありますが、年中年長とクラスが上がるに連れて子供は見違えるほど立派に成長していきます。これは先生方の熱心なご指導のおかげ」など、お母さまたちはきめ細かい指導に満足しているようです。


2. 子育ての相談に乗ってくれる

実は、若草幼稚園に子どもを入れたいと考える家庭は、意識が高いとはいえ、まだ親になって3年目、子育てについてはアマチュアだったりします。
いろいろな悩みは当然出てきますよね。

若草幼稚園では、そんな保護者の方のために、いろいろな悩みに対して無料で相談を受けてくれます
電話で申し込みをして、午後3時以降にどんな相談にも乗ってくれるというのは、不安を抱えがちな子育ての中で大変心強いことですね。
その安心感から、ストレスもかなり軽減されるような気がします。


3. カリキュラムが充実している。

名門幼稚園では、保育時間が短いことが多く、自由保育をうたっているところも多いのですが、若草幼稚園は行事が多く、お茶ごっこ英会話体操などやらなければならないことが目白押し。裏千家の茶道の時間もあるようで、のんびりしたお子さんは、ちょっとついていくのが大変に感じることもあるそうです。

給食とお弁当は半々。そして、名門には珍しく延長保育もあり、多彩な課外授業も用意されています。

もちろん別料金ではありますが、この課外授業の中で行われているのが、体操、絵画、バレエ、そしてお受験のコース
これがなかなか頼りになるようです。
幼稚園でやってくれる分、お受験塾に行かなくてすむとすれば、別料金にも納得かもしれません。

やはり、名門への合格率実績をあげているのは、若草幼稚園に通う子ども自身、保護者、そして幼稚園の、三位一体のがんばりがあるから、なのでしょうね。


おわりに

いかがでしたか?

今回は、お受験の名門幼稚園若草幼稚園について考えてみました。

実はもうひとつ、若草幼稚園の特徴として、親子三代で通っている方がたくさんいるということもあげられるでしょう。

自由が丘の決して広くはない園庭ではありますが、説明会に集まる保護者の中で、にこやかに園長先生とのコミュニケーションをとっている方が見受けられます。

そのご家庭は、代々若草っ子というご家庭なんですね。つまり、入園には園長先生のご意向がかなり働く、というウワサもあるようですが、それも有名な私立幼稚園ならではの、避けられないことなのかもしれません。

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