有名幼児教室「こぐま会」3つの特徴

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こんにちは!お受験アンテナ編集部です。

今回の記事では、お受験塾こぐま会を取り上げ、どんな特徴があるのかを考えてみたいと思います。


こぐま会とは?

こぐま会については、創設者である久野泰可(くの・やすよし)氏の存在抜きには語れません。1948年静岡県生まれ。横浜国立大学教育学部を卒業した久野氏は、72年に東京渋谷において現代教育科学研究所を母体とする幼児教室の設立に参加します。
横浜国立大学教育学部は、ご存じのとおり教育に関わる諸課題を総合的、かつ多角的な見地から理解するとともに、実践的・先進的な資質・能力を身につけた教員の養成を目的とする日本でも有数の教員養成の専門学部です。ここを卒業してすぐに幼児教育の世界に身を投じ、現在も現役として教育現場の最前線で活躍する久野先生。その著書には『間違いだらけのお受験』(講談社)、『3歳からの「考える力」教育』(講談社)、『子どもが賢くなる75の方法』(幻冬舎)などがあり、お受験界のレジェンドともいえる存在としてその名を知られています。

そんな久野氏が、1986年に、自身の理想を具現化した形で作り上げたのが「こぐま会」。そのメソッドや教材は、小学校受験においても多大な成果上げると共に、日本だけでなく韓国中国など、世界の子ども達の「幼児期の思考力の育成」に貢献しているのです。
また、こぐま会では、幼児教育の通信教育(ハローキティゼミ)も提供しています。この通信教育は、中学受験塾としてはかなり名の通ったサピックスとの提携だということです。中学受験のカリキュラムを小学校受験にも上手く取り入れているということが言えると思います。
保護者の間でも、絶大なる支持を得ている久野泰可先生が率いる「こぐま会」ですが、どういう特徴があるのか、お受験アンテナならではの視点で探ってみましょう。

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1. 教育理念がしっかりしている

すでに述べたように、創立者である久野泰可先生は、幼児教育の専門家として、『幼児期に大切な「思考力」を育てる』ため実践を通して追求し続けてこられました。その結果、独自のカリキュラムを生み出し、KUNOmethod(久野メソッド)として確立させました。
久野メソッドは、お受験界ではかなり知られたメソッドとなっているようで、具体的には、幼小一貫教育という方針のもと「教科前基礎教育」として、小学校で習う学習を支える基礎作りをするとのことです。
小学校受験指導を堂々と全面に出し、多くの受験塾が2歳児または1歳児から受け入れているのに対し、年少または年中からの通塾に限って受け入れ、年中の4月をステップ1とし、体系的に受験の年長の10月で最終のステップ7までカリキュラムを組んで、お受験まで繰り返し反復練習をしていくというカリキュラムになっているようです。

また教師にも、この理念は浸透していて、経験豊富なベテランの先生が少人数の生徒をじっくり見る、というやり方になっているそうです。

ただ、費用は他のお受験塾と比較すると若干高めだという口コミが多いです。
こぐま会への入会金は6万円。年少クラスは月に37000円ですが、年長になると月謝は43000円となり、そのほかに教材費、テスト費などがかかります。そして、学校別特訓セットは8回で115000円。
おそらくこれは、最低限の費用なのではないかと思われます。

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2. 教材が充実している

こぐま会の大きな特徴としては、教材の充実があげられるでしょう。書店の「小学校受験コーナー」に行くと、こぐま会が発行する教材の種類に驚かれるのではないでしょうか。Amazonで検索してみても数ページにわたって、さまざまな教材が並んでいます。
こぐま会の教室は、首都圏に4校しかないにも関わらず、全国的にその名を知られているのは、オンラインでも簡単に手に入る、これら教材のおかげでしょう。

個人塾や中小の塾では、これらこぐま会の教材を使って、小学校受験に向かっているというところも多いほど、オリジナル教材は信頼されています。
また、ペーパーだけでなく、カードやサイコロ、パズル、コップなど「具体物教材・教具」「こぐまオリジナル知育教材」として開発されており、考える力を養う久野メソッドの理念を感じます。

こぐま会のオリジナル教材をまねた紛らわしい教材も出ているので、そのへんは気を付けたほうがいいでしょう。


3. 自学自習ができる

上で述べたように、こぐま会のお教室は、現在、東京に3校、横浜に1校しかなく、通えるお子さんが限られています。
また、費用が比較的高いため、つい二の足を踏んでしまうこともあるかもしれません。

しかし、こぐま会オリジナル教材である「ひとりでとっくん365日」シリーズや、おけいこカードなどを使えば、通塾しなくても家庭学習をすることができます。

繰り返し、反復練習をしながら身につけることを目指しているし、お子さんの興味をそらさないような工夫もされ、達成感を味わうこともできるし、領域別にもなっています。価格帯は、1冊1000円ぐらいのものが多いようです。

家庭学習は、時間を守る、毎日必ずこなし、例外を作らないなど、強い意志が必要であり、親子楽しみながらやることが絶対条件ですが、通塾する時間が掛からないことや、お子さんに対して多角的な視点で見守ることができるなどといった利点もたくさんあります。
老舗のこぐま会の教材を使えば、塾に入れなかったといううしろめたさからも解放されるかもしれませんね。

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おわりに

いかがでしたか?
今回は、「こぐま会」についてご紹介いたしました。小学校受験を考えるご家庭には、こぐま会の教材が1冊はあるのではないでしょうか。
オリジナル教材の充実ぶりがこぐま会そのものを表しており、常に小学校受験をリードしてきた進化を続ける小学校受験の実態にあわせて研究を重ねているのもこぐま会の特徴のひとつだと言えるでしょう。

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