新進気鋭!「スイング幼児教室」の特徴3つ

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こんにちは!お受験アンテナ編集部です。

今回は、ここ数年、小規模ながら驚異的な合格率を誇る大注目のお受験塾スイング幼児教室をとりあげ、急成長の理由を解き明かしていきましょう。


スイング幼児教室とは?

スイング幼児教室の設立は2011年。そのわずか5年後に、慶應義塾幼稚舎19人、慶應義塾横浜初等部9人早稲田実業学校初等部10人の合格実績を出し、保護者はもとより、お受験業界からも大注目されました。
速報として発表されている2020年度合格実績は下記の通りです。

慶應義塾幼稚舎(34名)
早稲田実業学校初等部(21名)
青山学院初等部(13名)
学習院初等科(22名)
洗足小学校(40名)
暁星小学校(24名)
横浜雙葉(17名)
成蹊小学校(11名)
立教小学校(10名)

スイング幼児教室公式サイトより

このように、驚くべき数字が並んでいます。しかも、補欠合格は含んでいないとのことですから、スイング幼児教室の自信が表れていますね。

スイング幼児教室は、大手の通信キャリアや、マーケティング、人事の仕事をしていた人々がコアになって設立されたそうです。
代表の矢野文彦氏は、ダイヤモンドオンラインのインタビューに答えて「僕らが社会に出て大切だと気付いたのは、いわゆる学力ではなく、自ら決断し、自ら責任を持ち、自ら行動する力、一言でいえば自律です。日々の失敗や成功を繰り返しながら、そのことを痛感してきました。しかし、そうした人間の能力が試されるのは、いわゆる“多面評価”が行われる小学校受験と就職試験のときだけ。ならば教育の“入り口”で、僕らが貢献できることがあるはずだ、と考えたのです」と設立の理念を語っています。

いったいなぜ、これほどまでに短期間で実績を積み上げることができたのか。
「スイング幼児教室」をお受験アンテナならではの視点で探ってみましょう。


1. 難関校に狙いを絞っている

スイング幼児教室が、急激にその名をとどろかせている理由は、なんといっても慶應幼稚舎慶應横浜初等部にあわせて55名もの合格者を出しているという実績でしょう。2017年度クラスの開始に合わせ、三田校に続いて「慶應対策」「体操」の指導に特化した白金校もオープンしました。

絵画や体操、行動観察を重視し、ペーパー試験のない慶應幼稚舎への対策を得意とし、最初から実績を打ち立てていったことから、慶應幼稚舎を第一志望とするお子さんが多く通うと言われている「若葉会幼稚園」「枝光会幼稚園」などの名門幼稚園のお母様たちの間で評判となり、爆発的に通塾生が増えたようです。そうすると、当然、合格者数は増えます。

加えて他の難関校にも、大手の塾に負けないほどの驚くべき数の合格者を出していますね。いわゆる難関校への対策を求めるニーズに応える形で、ペーパー対策にも力を入れているわけですが、難関校向けの問題を受験1年前の年中の秋までにどんどん解かせているようです。そして、年長になってからは、正解だけを求めるのではなく、どうしてそう思ったのかという説明もできるようにしているということです。

体操のカリキュラムもスピード感をもって、次々に決断していくような指導もしているということです。
そのため、スパルタの指導だと受け取られることもあるとか。

自分の子どもがその指導についていけると考えなければ、親御さんは、その方針に賛同しかねるでしょう。つまり、スイング幼児教室に通わせる決心をする親は、もともと利発な子を持つ親だといえるかもしれません。

矢野代表は「子どもは大人が考えているよりはるかに『大人』だ」と話します。
そして「間違いを恐れず、チャレンジする気持ちを大切にする教育を軸にしている」とも。
挑戦して失敗することには寛容で、失敗を恐れて行動しないことが一番よくないと教えており、その面では、厳しく指導をしているということです。

スイング幼児教室の口コミを見ると、「かなり厳しくて、先生も怖い」というものや、「根性がない方にはお勧めはできません」というもの、そして「幼稚舎に縁故のある子どもを集めている」というものが目立ちます。
しかし、縁故があろうとなかろうと、慶應は一筋縄ではいかない超難関校。これだけの実績を出しているのは、やはりそのノウハウが正しいということになりますね。
急激に知名度人気も増しているゆえの中傷は避けられないのかもしれません。


2. アウトプットを大切にしている

上にも書きましたが、間違いを恐れないまずはやってみるということに価値をおいた指導を徹底しているスイング幼児教室では、体操のカリキュラムでも、体を動かす訓練というよりは、自分を表現させることに重きを置いているといいます。
つまり、アウトプットするということ。

ペーパー対策でも、知識を詰め込むのではなく、同じものを家庭用に持ち帰ってわかるまで解き、自分で説明ができるようにさせる。
絵画の指導も、最初に人間の体の動きを表現する基礎的な技法を教えて、その上で“他者とは違う自分らしいこと(個性)”を徹底的に考えさせるといいます。

人に伝えたいことを明確にして表現するテクニックを身に付けさせるとのことですが、「自由にのびのび描かせています」という塾が多い中で、さすがのポリシーだと感じます。


3. 他の塾とのかけもちが多い

スイング幼児教室は、1回50分とほかの塾に比べて、拘束時間が短いので、他とのかけもちが可能です。
実はそんな必要はないのですが、口コミを見ていると個人塾とかけもちをしているご家庭が多いことを感じます。

スイング幼児教室の指導ももちろん良いのでしょうが、結局は、受験に対して熱心で、良いと言われることはとりあえずやっておくという前向きなご家庭が多いことが、スイング幼児教室の合格率を後押しているのかもしれませんね。


おわりに

いかがでしたか?

今回は、この数年でめきめきと頭角を現してきた「スイング幼児教室」についてご紹介いたしました。
難易度も高く進むスピードも速いという塾ですから、ゆっくりゆったりよりある程度の進度の速さを期待するご家庭には向いているかもしれません。

11月は、お受験にとっての新学期!
お受験アンテナは、子ども未来を明るくすることに前向きなすべての家庭に、自分たちに合う幼児教室が見つかることを願っております。

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